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棒の折山(棒ノ嶺) 2005.6.5
   名栗湖〜岩茸石〜権次入峠〜名栗湖

天気予報が悪かったので、眺望はあきらめ花を見に奥多摩へ出かけました。06:30
青梅駅を過ぎてすぐ右折、踏切を渡ると成木街道へ。



堰堤より

08:00 名栗湖が左手に。左の堰堤に乗り入れて駐車。堰堤より先は土砂崩れのため通行止め。堰堤に乗り入れないでまっすぐ進んで湖を回り込むと登山口近くに数台駐車、可。でも、花や虫を見ながら登山口までのんびり10分歩いたほうが楽しい。

アカシデ               エゴノキ              マタタビ。「木」で葉が白くなるのはハンゲショウ。  







08:30 橋を渡ると右手に登山口。この水は甘かった。「関東ふれあいの道」の看板あり。これがあるところはのんびり歩けます。左手に沢音を聞きながら傾斜の緩い道を行きます。

素朴なあじさいのようなこの花はガクウツギでいいのでしょうか?
丹沢のシロヤシオのように、木々のあいだが白く見えます。今日一番多く見た花はこれとエゴノキでした。




見て、見て。天気予報の割によく陽がさす。と、この方が気持ちよさそうにひなたぼっこの最中。この手の方は陽がお好きでないはずでは・・・?伸ばしたら17センチはありそう。掃除機の、ブラシのついた換えノズルみたいな口(おしり?)こんなのが首筋にぽたっと落ちてきたらどうしよう・・・








左手下に沢の音を聞きながら30分ほど木立の中をのんきに歩く。次第に流れがよってきて小さな滝や苔のついた大石が足下に。流れを左に右に渡り返す。天狗の滝と白孔雀の滝を越えるとこんな感じになる。気分は沢のぼり。権次入峠の案内板に「関東ふれあいの道」では珍しい初心者向き沢登りコースであると書いてあった。行きも帰りもイワタバコを探したがそれらしきものは見あたらなかった。

これがウツギですか?ウツギというのはどうもわかりません。♪卯の花のにおう垣根に♪の「卯の花」がウツギのことだと知りませんでした。長い間、ハナゾノツクバネウツギを卯の花だと信じていました。雨の夕方、かすかに香る卯の花は忍ぶ恋・・・




09:50 岩茸石。右手に下りると名栗温泉大松閣へ。この岩茸石から権次入峠までの20分は急な階段で本日一番きつかったところ。権次入峠から山頂は10分。あっけなく到着。10:23

山頂に着いた頃はぽつぽつ降ってきて、寒く、晴れていれば赤城の山まで見渡せるという展望はなかった。10:53発





権次入(ごんじり)峠から岩茸石への帰り道。いい雰囲気でしょう。
これは何だろう
と写真に撮った。
コアジサイでした。
濡れた羽を乾かしているという感じではっぱにぴたりと張り付き、ゆらしても動かなかった。
ひらひら飛んでいてタイガーマスクみたいでした。
12:13登山口着。しめて4時間。お天気も持ちましたし花もチョウチョも虫もよかった。「関東ふれあいの道」は歩きがきつくないからまわりを楽しめます。