皮子平  


山頂を目指す登山ではないけど・・・
自分でも山ではないという気があったのか、登山靴を忘れた・・・
 お勧めの皮子平へ行ってきました。11月3日、4日、5日の連休の最終日に伊豆へ行ったら渋滞で帰ってこられない、という皆様の忠告を押し切り行ってきました。紅葉は残念ながら一週間遅かったです。でも、不思議な世界を見てきました。
月日 :18年11月5日(日)
場所 :天城山。天城縦走路の戸塚峠北側
同行者 :無し。単独。
行き方 :小田厚〜ターンパイク〜伊豆スカイライン 往復250キロ
特記 :筏場林道のゲートは無施錠だが、許可車両のみが原則。
最近はうるさくなっているので、申請して許可を取った方が無難。
伊豆森林管理所 050−3160−6020
*林道入口より戸塚歩道入口まで5キロ
地図 普通車でも可だが、段差も大きく、おなかをこすった。
沢に沿って登山道らしき広い道があった。
紅葉は終わっていたがまさに〈曽我ワールド〉が展開していると思った。
どきどきわくわくして足を速めると、突然行き止まりになってしまった。
道をまちがえた。
林道をもっと進み、右手のゲートを見送って左へ走ると
戸塚歩道入口手前にはかなり広い駐車場があり、登山道の標識もある。
戸塚歩道入口を入って植林の坂をしばし進むと
こけに覆われた〈もののけ姫〉と〈屋久島〉の世界が広がった。
葉が落ちる音が、誰か歩いているように聞こえる。なにが登場してもいい雰囲気・・・・
このモミジ・・・
赤かったらな・・・一週間早かったらな・・・
この一角だけは遠目にも赤かった。
精霊の世界にひたっているとまもなく平らな場所に。
このあたりを皮子平とよぶのだろうか。
ほとんど落葉していて残念だがこれはこれで不思議な世界が広がる。
ヒメシャラの幼木とブナが混在。
火口跡。白く霞んで幻想的だった。
曽我氏によるとここは数年前まで桜の名所だったそうだ。
湯ヶ島へ向かう59号線と分かれて、筏場林道へ入るところに橋。
橋からはきれいなワサビ田が上と下に広がる。
橋を渡り筏場林道入口から1キロほど進むと未舗装に。

火口跡付近ではまだかなりあざやかさを残していた。