
手白澤温泉
2005.4.28,29
あこがれの奥鬼怒温泉郷へ行ってきました。
泊まりは女夫淵温泉から歩いて、1.5時間の手白澤温泉沢温泉。
途中45分歩いた八丁ノ湯では誰もいなかったので正面の滝上の混浴を楽しみ、さらに5分歩いた加仁湯ではご覧のごとく。
セルフで撮ったのですが実はこの写真の前に衝撃のフルヌードを、生まれて初めて撮ってしまいました。
シャッターが落ちないなあ、とお湯から出てカメラに近づいたらぱしゃ!
雪が深かったので車道を行くこと30分。
ようやく行く手にモダンな建物が見えてきた。

正面玄関に「手白澤温泉ヒュッテ」と書いてある。
そう、山小屋なのです。いえ、今日日の山小屋は売店にTシャツからおみやげ、おつまみから水出しコーヒーなんでもある。お金さえ持っていけばいい。このヒュッテの何という潔さ・・・歯ブラシ、バスタオル、浴衣(羽織や丹前なし)だけ。布団ははひいてくれました。スタッフも丁寧だけど、たった二組6人しかとまっていないのに、ちと愛想にかける。
夕食は和風前菜にガーリックトースト、イワナのムニエル、鶏の炒り焼き、ご飯におつゆ。とってもおいしかったけどなぜか、ご飯茶碗はプラスティックなのです。日本酒四合瓶が2100円、宿泊費13500円。
二組しかいなかったので普段は男性用、女性用に分かれるであろうお広い風呂を貸し切り状態24時間だったのでこれは贅沢でした。料金は高いかな、リーズナブルかな・・・意見の分かれるところでしょう。
湯質は少し白濁、硫黄臭あり。湯ノ花浮かぶ。露天、内風呂とも開放感抜群。源泉掛け流しもちろん、湯量、豊富。
特筆すべきはこのくろちゃん。加仁湯までお見送りをしてくれました。少し前を先導して、ふりかえっては私たちがついてくるのを確かめる。
カーブが続いたとき、まがってもまがっても彼の姿が見えなくなった。
帰宅したのかな、と思ったとき、前から戻ってきました。なかなかやってこないから様子を見に戻ってみた、という感じ。
「ロボットじゃこういうことはできないな。」と夫は感激。
私ももちろん大感激しましたが、ロボットでも「5分たっても追いついてこなかったら、見に戻る」とプログラムすればできるでしょ。つまらない考え・・・犬にしかできないことは何だろう・・・「Irobot]を思い出した。


