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朝日連峰 白滝口→大朝日岳→以東岳→泡滝ダム
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10月9日(土)雨 1日目 | このページのトップへ戻る |
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山形駅着:05:40、タクシー出発06:00 朝日鉱泉への道を左に分けて、白滝の林道へ。3キロほど?で林道終点。白滝コース登山口。ここがP。 07:15着。 07:25歩き始める。 |
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すぐに一つめの吊り橋 |
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二つめの橋 |
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三つ目の橋 |
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傾斜が出てきた、と思うとすぐに「山の神」の水場、次にコップのおいてある水場。両方とも流れている水。コップを見て、K氏が光岳の時同様、置き忘れたか、と思った・・あとで聞いたら、違うそうだ(^o^) 「流れ」ていたので用心して一口だけ飲んだ。水平道をのんびり、おしゃべりしすぎてここまで約1時間かかった。少しペースアップすることに。 それなりの傾斜の若いブナ林を行く。 実は、もう降り出している。ブナ林で雨があまりあたらないので、かっぱを着ていないだけ・・・ |
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ブナ林を抜けると、水平な道に。かなり降ってきているが、紅葉はきれい。 |
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09:36 朝日鉱泉からの道と合流する。下にあるはずの鳥原小屋は見えなかった。湿原に木道が敷いてある。 |
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池、または大きな池塘 雨がひどくなってきたけど、「雨も風情あるねえ。いいんでねえの」とプロさまの口癖がでる・・余裕。 |
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09:57 鳥原山山頂は見落とした。ここは、その先のの展望台。展望なし。雨がひどくなってきて、ついにカッパを着た。 |
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11:12 小朝日岳到着。 出発から4Hくらい。 ペースを上げたので、ガイド地図(昭文社)より、1時間早く着いた。ここまで傾斜も緩く、小朝日岳の手前の「急坂」というのも短時間で終わった。 |
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最初で最後に見た大朝日岳と西朝日岳 小朝日岳から熊越へ行くまで、ちらちらとこういうような紅葉の絶景が見られた。一瞬だが、竜門山から清太岩山(日暮沢コース)方面の稜線も見えた。 |
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小朝日岳から熊越へ下る。周囲はなかなかの紅葉。 |
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11:45熊越着 「熊越」というのは、大朝日岳と小朝日岳の間の最低鞍部。 |
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熊越を登り返すとまたきれいな紅葉が見えた。雨でも景色がそれなりに楽しめるなあ、と思ったが・・・ |
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熊越から登り返すと、ゆるやかな気持ちの良い稜線散歩の先に、大朝日岳が頭を雲に隠しながらも見えている。小朝日岳からの眺望が最初で最後ではなかった、ピーカンより風情があるじゃない、と思ったが・・・ 雨もまたよし・・・と思ったが。すぐに甘かったことを思い知らされる。かおりんとみよちゃんが今回の山行で見た最後の稜線であったのだ・・・ |
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11:39銀玉水到着。 雨強くなるも、まだまだ元気。「日本で一番おいしい水」だそうだ、どれどれ。 おいしいおいしい。日本で一番かどうかは不確か。 ここから大朝日小屋まで25分。水も重いし、雨がひどくて風も吹き、ちょっとつらい。 |
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13:03 大朝日小屋に到着。 白滝登山口より5時間半。 小屋はすでに混雑。大朝日岳をささっと往復して、竜門小屋へ行こうか、ずいぶん迷った。竜門までガイド地図で2時間20分。雨風がひどいので3時間近くかかると推測したのが間違いだった。16時を過ぎての到着では暗いだろうし、混んでいたら目も当てられない。 大朝日小屋はどんどん混んできて、屋根裏の3階まで使用。 空気も悪く、おなじみのいさかいも始まる。 2階入り口へのはしごを不思議そうにみあげるかおりん。 |
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大朝日岳へ向かって、登りはじめ、大朝日小屋を振り返る。これだけはっきり見えたのはこの、一瞬だけ。 |
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13:23大朝日岳山頂 雨ひどし。360°眺望なし。 すぐに小屋へ戻る。 夕飯を作って食べて、すぐ寝る。 |
10月10日(日)雨 2日目 |
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雨なので、ご来光見学もなし、 06:15以東岳へ向けて出発。 風強く、横殴りの雨。 07:15西朝日岳着 思わずバンザイするかおりん? ちがうって。 まったくまったく何も見えない |
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08:15 竜門小屋着 昨日から濡れ鼠なのに、乾かないままのカッパ着て乾かないままの靴はいて・・・ 朝からクラシックがかかる小屋、コーヒーをごちそうになる。昨日は定員の半数程度、な、なんときのこパーティだったとか!! くやし~~やっぱり昨日ここまで来ればよかった・・ 春は山菜鍋だとか。 日暮沢から周遊すればいい、またおいで、とK2にトライした小屋主?二人からねぎらわれる。 (20分ほどほっこり休憩) |
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10:08狐穴小屋着 南寒江山、寒江山、北寒江山と過ぎ、三方境で、天狗小屋方面を右へ分けると狐穴小屋。ここの小屋主はキツネ語をしゃべるとか。正調山形弁のことらしい。まわりはキツネの衣を思わせる草紅葉だ。 キツネ語は「土囊を積みに行く」という一文しか聞けなかったが、まっしろで大きな、香り高いマイタケを見せてもらった。天然もののマイタケは白い? |
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バイクで東京から走ってきて日暮沢から登ってきたおにいさん。昨日は竜門小屋泊だったそうな。キノコ鍋に加えて、焼酎、日本酒飲み放題だったそうな・・・ 我々もコーヒー沸かして11時までおしゃべり。 今夜も竜門小屋に泊まって、明日東京へ帰るとか。 バイク、無事に帰れたでしょうね・・ |
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12:45以東岳到着。 狐穴小屋から1時間45分。 もちろん眺望なし。この間、左からの風強く2回もザックカバーが飛んでいった。身体が右へ押されてよろめく。ミヤマアキノキリンソウ、オヤマリンドウ(エゾ?)、マツムシソウ、ミヤマキンバイ、コケモモ、ガンコウラン、チングルマ、ハクサンイチゲ等まだ咲いている「ヤツ」もいた。イワカガミも咲いていた。人間と同じで、変わったのがいる。さぞかし花の時期はいいだろう。松虫岩はたしかにバッタがこっち向いているように見えた。 反省:横なぐりの雨が目に痛い、サングラスを持ってくるべきだった。炊事用手袋も。ゴアの防水手袋など、なんの役にもたたない。 |
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12:52以東小屋着 以東岳から5分。 大朝日小屋から歩行は5時間といったところ。竜門小屋や狐穴小屋でたっぷり休憩したので。 管理人さんの女性が、明日は高気圧に覆われる、とうれしいお話、やった~! 「初孫」 という日本酒500円。狐穴小屋で800円でビールを売っていたのに買うのを忘れたので、うれしかった。さらに、写真の新発田のおじさまがアーリータイムスをくださった。 |
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水場往復20分。 竜門小屋も狐穴小屋も目の前に水場があったが、ここはかなり急でどろんこで。トラロープが張ってあったので迷うことはなかったが、全く視界がない。 大朝日小屋もきれいなトイレだったがここもきれい。しかし、5歩とはいえ外だったので、濡れた。 14時にご飯を食べて、また食べ直そうとかおりんと話した。しかし、歯をみがきに外へ出た際、濡れたので、再度歯磨きに外へ出る気が失せて、おなかすいたなあ、と思いながら寝た。 夜半、ゴーゴーたる嵐。 高気圧はどうなった・・・ |
10月11日(月)雨 3日目 |
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08:36大鳥池着 05:50以東小屋発 05:55以東岳 06:55オツボ峰(晴れてくることを期待して?ゆっくり歩いたのか、30分のところを1時間もかかった) オツボ峰から20分下ると最低鞍部。水場の標識あり。三角峰へ登り返す。 三角峰からは樹林へはいり、ひたすら下るとひょっこり、池へ出た。 この間、360°何も見えないので、写真無し。 |
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池の縁で、以東小屋前へ出る直登コースとオツボ峰経由以東岳コースに別れる。直登コースは東沢の徒渉があるので、今回敬遠した。以東小屋の管理人の女性は徒渉は問題ない、と言っていたけど、この3日間降りっぱなしだわよ・・・ そして、このあと、「大丈夫」はあてにならないことを思い知る。 |
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大鳥池の砂地に下りてみた。大鳥小屋が見えている。 この池にはタキタロウという2、3メートル の巨大魚が群れで住んでいるという伝説、目撃談がある。雨にけぶる深い池は神秘的で、さもありなん、と思う。 写真右手に川があり、小さなダムがあった。小さな管理小屋の裏に道が隠れていた。2、3秒の間、「この川を徒渉するのか、」と真剣に思ってしまった。かおりんが、「みよさん、ここ、下りて渡るのよ」とマジ顔で言うものだから・・・ |
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08:45大鳥小屋(タキタロウ山荘)着。 休憩200円と書いてあった。どうせずぶぬれ、もったいないから、雨降る中、外のベンチで休む。 09:00出発 カメラのレンズが濡れてしまい、白く写る。 |
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樹林帯の中、七曲がりというジグザク道を七つ滝沢へ向かって下る。沢の音がゴーゴー。音を聞いているだけで怖い。この沢、渡るのじゃないでしょうね・・・ 09:42沢にぶつかったら、すさまじい水量、濁流だった。渡らずに、沿って下ると七つ滝沢吊り橋に出た。 と、突然雲に穴があき、青空が。 ついに、ついに晴れたか、と感無量。しかし、これも甘かったのだった・・・ |
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10:04 七つ滝沢吊り橋の前。 |
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七つ滝沢橋 りっぱな吊り橋で、高い所にかかっているし、これなら流されないだろう。両岸の急峻な山から、沢がどんどん流れ込んできている。白い筋が不気味。北海道の日高で、東京農大の3人が沢ににテント張って流された今夏の遭難死事件をを思い出す。 |
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七つ滝沢吊り橋の上から、上流を見る。 写真を見ると、あまり迫力を感じないが、実際は「逆巻く濁流」 |
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10:08 七つ滝沢吊り橋を渡るかおりん 雨がやんだ、雨具が乾くだろう・・・ |
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10:34冷水沢到着 10分もやんでいなかった、また降ってきた。最近の高気圧は雨をともなうらしい・・・ |
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冷水沢の吊り橋 晴れてくる、と思ったのは気の迷い。 |
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冷水沢の吊り橋横の標識に、大鳥バス停まで12キロと書いてある。大鳥池まで1時間30分と書いてある。大鳥小屋からここまで1時間30分かかったのでぴったり。。泡滝ダムまで50分だそうだ。 |
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レンズが曇って白く写ってしまって。登山道自体が沢になっていたり、このような小さな沢というか滝を渡ったり。この「徒渉」はかわいかった。 このあと、泡滝ダム手前10分に崩壊箇所が出現。泡滝ダムで会った人たちによると、昨日の午後は崩れていなかったそうだ。滝のように流れる馬蹄形の沢で、崩れたばかりの、身体の幅しかない箇所を恐る恐る通った。 写真撮るのを忘れたことに気がついたが戻らなかった。 |
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11:29 ようやく泡滝ダムが見えた。 このカーブを曲がったらダムだろうと思ったカーブを2度曲がったら、ようやく。 |
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11:30大鳥登山口着。 雨しとしと。 |
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泡滝ダム どのくらいの規模のダムだろうかと思いつつ来たが、規模は小さいけれど、けっこうな水量で黒部ダムとは言わないが、迫力満点。まだ、降っているのだもの。 |
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11:35 タクシーとの待ち合わせ場所のP 昨日大鳥小屋に泊まったグループも、私たちと同じ時刻12時にタクシー予約。どちらが早く来るか・・私たちのタクシーだった。11:52に来てくれた。なんだか、優越感。 まだ降っている。 鶴岡までも雨雲がついてきた。 |
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13:15 ついに太陽が出た。鶴岡駅のホームで、ふやけた足を乾かす、かおりん。 14時43分発のいなほ10号の自由席を ゲットすべく、じつに1時間半も甲羅干しにいそしんだかおりんとみよちゃんであった おつかれ~~ このページのトップへ戻る |